安川オートメーション・ドライブは、福岡県に本社を置く、2018年に設立した比較的に新しい会社です。しかし、その始まりは1999年に安川電機の産電事業を分社したことに由来しており、製品に関してもノウハウの蓄積が感じられる作りです。電気機械器具・設備とシステムの開発などがその主な事業で、モーターは一般産業用電機・電磁力応対製品・PMモーターなどを手掛けています。
電機品による爆発事故を防止すべく、安川オートメーション・ドライブでは前身となる安川電機の時代に日本初の「防爆試験設備」を確立しています。その後、やはり国産初となる防爆モータを開発。
しかしながら現在は、設備に対する需要の低迷から、多くの会社が粉じん防爆モータの製造から撤退し、生産が減少してきています。そんな中でも安川オートメーション・ドライブは変わらず粉じん防爆モータを提供し続けています。
※2022年8月時点の情報
参照元:安川オートメーション・ドライブ株式会社 https://www.yaskawa-ad.co.jp/technology/column03.htmlトップランナーモータなど、省エネ法に基づいたエネルギー消費の基準値をクリアしたモータが現在求められていますが、安川オートメーション・ドライブでも省エネには強い関心を寄せています。可変速ドライブによる省エネ技術のほか、システムソリューションでは、ダイレクトドライブモータをシステムに採用し省エネを実現しています。
モーターなどの電機機器による爆発事故の防止は、現場側からしても重要な課題です。その問題に技術面から取り組む安川オートメーション・ドライブは、利用者からすれば心強い存在ではないでしょうか。
さらには省エネ問題に関しても、今後はますます規制が厳しくなることも考えられます。省エネに関する製品の開発・製造についても大いに期待を寄せることができそうです。
PMモータ(磁石式同期モータ)を水冷式にすることで小型化・軽量化を実現。負荷に左右されることなく安定した操業を行うことができ、効率的です。また、内気循環方式を採用することで耐環境性も兼ね備えています。軸のない中間軸専用タイプ、ギアボックスと共に使用する高速タイプなどのラインナップあり。
標準的な小容量三相誘導モータをPMモータ化することで環境負荷を大きく低減。11kW以下総モータ損失電力を30%削減することに成功しています。と同時に機種が豊富で、環境に対応した仕様へと簡単に変更可能。
価格の記載はありませんでした。
代表者名 | 中川次郎 |
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所在地 | 福岡県行橋市西宮市2-13-1 |
電話番号 | 0930-25-4361 |
URL | https://www.yaskawa-ad.co.jp/ |